ステップ・シーケンサー豆知識


★ベロシティを調整

入力した音符にはベロシティー(強弱)の値が表示されます。
音符上でマウスのホイールを上下させることで、音符ごとにベロシティーの値を手軽に変更できます。
楽器(音色)別にベロシティーの値を設定することもできるので、「ハイハットだけを一括してベロシティーを下げる」などという調整も手軽に行えてしまいます。
音符ごとに「100」や「120」といった数値が表示されていますが、これがベロシティーの値です。ベロシティーは0から127まで設定可能。個々の音符のベロシティー値がこのように簡単に設定できるなんて、ピアノ・ロール・ビューよりも断然管理しやすいですね。


★グルーブ感を演出


ステップ・シーケンサー画面上部の「STYLE」部分にある「SWING」値をコントロールすれば、簡単にスウィング感を演出できます。スウィングは、ピアノ・ロール・ビューで作る場合は、いちいち「クォンタイズの設定」の項目で、スウィングの値を入力してノートを動かしていかねばなりません。これがステップ・シーケンサーならば、ハードウェアのリズム・マシンと同じ感覚で、手軽にスウィング感を調整できてしまうのです。
「SWING」の値を調整することで、無機質なリズム・パターンからグルーブ感を演出することができます。

★音符と音符を『タイ』でつなぐ!


入力した音符と音符の間を[Ctrlキー]+[左クリック]して点灯させることで、『タイ』で音符をつなぐことができます。ちなみに音符の『タイ』をつなぐには、両方の音符を先に入力しなければ『タイ』でつなぐことはできません。


他にもソフトシーケンサーと連動させてカットオフの調整なども可能なので、ピアノロールとは違った音楽製作が可能かもしれません。