コード作り基礎

今回はコードの成り立ちつてところをやっていきます。


これは何かというとピアノの鍵盤だと思ってください。

まず最初に解説するのがメジャーコードと、マイナーコードという基本的なコードなんですが、これをですね自力で作れるようになるというのが今回の目標です。



まず適当なところ
C(ド)に音を置きます。
次に半音で4つ分上に置きます。
さらに半音3つ分上のところに置きます。

これで(CEG)ドミソというCメジャーコードが出来上がります。


これはよくある基本の和音なんですけど。

次はマイナーコード、暗いコードというのをどうやってつくるかというと…

ドから半音3つ上、そこから半音4つ分上に置きます。
そうすると暗いマイナーコードが出来上がります。


この2つの違いというのは真ん中の音が半音上がっているか、下がっているかの違いなんですよ。


ちなみにこれはどこからやっても同じです。
E(ミ)からやっても、D(レ)からやってもです。


ルート、3度、5度。

実は和音の一つ一つの音に役割というのがあるんです。
それらの役割は何というかと言うと、

ルート音とは、和音の足元、基盤のようなものです。


5度は、ルートから7つ上がった音ですが、実はルートの相棒役とも言えるくらい相性がよく、合わさるとパワーのある音になります。
パワーコードと呼ばれる強力な響きになるんですね。


これはギターなので好んで使われるものでもあります。
ギターのように複雑でうねりのある音を出す楽器だと、音を多く鳴らすと和音がにごってしまうので、ルートと5度だけを出すことで、よりシンプルに、単純で迫力のある音を出すことがパワーコードの有効な使い方です。

というわけで、ルートと5度の音の差は7つ分と覚えてください。

■3度

次の3度ですが、これはヒロイン、ムードメーカーだと思ってください。これが半音上がるか下がるかでチームの雰囲気というのはものすごく変化してしまうんです。

3度が高い場合ってとても明るい場合ですよね。

ところが3度が落ち込んで半音低い音になると全体の雰囲気が暗くなってしまいます。

つまり、ルートと5度は変わらない関係にあるんですが、3度が少し違うだけでメジャーになるかマイナーになるかの決め手になってしまうんですね。

非常に重要な役割を担っています。


■セブンスコード

メジャーでもマイナーでも音がしっくりこない…
そんな時はさらに音を足します。
半音3つ上げのセブンスと、
半音4つ上げのメジャーセブンスがあります。

この2つのパターンを7度と呼びます。


これがありますと、単調な和音からちょっとお洒落な味のある響きが追加されます。

例えれば大人びた印象をあたえるといったところでしょうか。

それじゃーマイナーコードにセブンスつけたらどうなるの? となると…

3度の部分だけ変わるだけです。


セブンスコードは4パターン存在します。

これらを復習しながら、暗記でいいので覚えておいてください。