210:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 12:29:22.01 ID:+35ncJfA
>>1が出てきてくれればいいのだが別に>>1じゃなくても知識ある人が説明してくれればいいんじゃないスレの方向としては
俺は倍音とかよくわからんし、シンセの波形から作るのがなんで応用になるのかもよくわからん
ただ>>1の説明とかまとめられててわかりやすかったんだが足りないのは補足するとかの方向じゃだめなの
俺とか初心者だし、基本がズレてるならそれめっちゃ聞きたいんだが
217:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 14:18:40.00 ID:+35ncJfA
>>215
基音ってのはつまり、サイン波とかノコギリ波とかのあらゆる音のこと?
で、その波形に別に倍音としての波形も含まれてるって理解でいい?
それとも、基音ってのはサイン波のみをさしていて、どんな音にもこのサイン波が含まれてるってこと?
あと、応用についての部分はなんとなく理解できたんだが、アナログ波形?では音作りの限界があるから、つまり、そのアナログ波形の音作りだけがシンセサイザーじゃないよって理解でいいの?
220:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 16:50:52.22 ID:yxVE38Vk
>>217
●波形の成り立ち
波(波形)というのは、数学的にはどんな波形でもサイン波(正弦波)の合成で表すことが出来ます。
矩形波もノコギリ波も様々な周波数のサイン波の合成で示すことができます。
サイン波そのものは倍音のない波形ということです。
●基音とは
たとえば周波数440HzのノートナンバーA4の「ラ」の自然楽器音を考えます。
時間的変化や、強弱や奏法や音域による波形・音色変化・のことは抜きにして、ともかくある具体的な「波形」が出てくるわけで、その波形を周波数成分ごとのサイン波が合成されたものと考えることができます。
これらの成分の内、人間にその音の高さとして聴こえる440Hzの「ラ」の高さの音のことを「基音」と呼びます。
それ以外の周波数成分のことを「倍音」と呼びます。
単純な波形なら倍音の周波数は基音の整数次倍の値を取るし、自然楽器音のように複雑な波形だと非整数次倍の様々な周波数が含まれています。
---
音階を奏でることが出来る自然音・自然楽器音は基音が明確です。
そうじゃないと音階に聞こえないからね。
もちろんピッチ感の曖昧な音というのも存在、もしくは合成出来ます。
その場合はどの周波数が基音かはっきりしないものがあります。
●楽器音とは
いわゆるアナログシンセの音色、その生成フローというのはもう30年以上も前に確立した一つの形であり、現在も多くのシンセにその名残りがあります。
しかし、楽器の音の世界はもっと遙かに広くて、そんな単純な方法ですべての音色を表現できるわけではないのです。
音色の豊富さ、表現力を求めた結果、アナログシンセの考え方だけではなく、様々な音源方式が生まれて現在に至るわけです。
232:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 19:33:39.29 ID:+35ncJfA
ごめん
俺頭悪いから説明するなら一からで頼む
アーキテクチャって何?
あと、正弦波に倍音が無いってのはわかったんだけど、A4のラの音以外は倍音で、サイン波以外にはその倍音が含まれるってことは、
例えば、ノコギリ波でラの音出したら、周波数でみれば、ラ以外のつまり、440Hzじゃない音も含まれるって理解でいい?
じゃあさ、スレタイに戻りたいんだけど、この倍音ってシンセサイザーの基礎とどう繋がるの?
242:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 20:49:52.36 ID:jV54do7v
とにかくついてるツマミをまわせばいい
256:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 10:56:03.65 ID:a6DGPsFd
普通さ、シンセ買えばパラメータガイドみたいなマニュアルが付属してないか?
それ読んでもわからないことをピンポイントで質問すればいい
247:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 22:37:07.90 ID:ry6DA155
先生どこいったんや
先生
268:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 22:16:04.28 ID:15/Fnr95
よし、暇だからフィルターエンベロープとLFOについて書いて見よう
まずフィルター
元々これはそんなに使い勝手のいい装置ではない
減算加工と呼ばれる部分
音には元々波形の特質というものがあり、これに何とか近づけようという意思の元
この装置があるのだが、・・・
まあ波形の高音だか低音だか真ん中だかをバッサリ切る
・・・これで若干似るのが管弦楽器
今もって採用されてるけど、携帯などの音源にFM音源(加算方式)等、元々の原波形をいじる方式が使われているのを見ると、やはりアナログシンセは他の楽器にならないことが解る
270:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 22:22:27.86 ID:15/Fnr95
で、主に管楽器(トランペット、サックスなど)は息を吹き込むことでゆっくりと聞こえる帯域が広くなっていく(らしい)
ノコギリ波にエンベロープでフィルターに時間差を与えると・・・
あ~ら不思議、トランペットの音になりましたー!
実際これで似るのってラッパぐらいです
基本このフィルターエンベロープはシンセベースのディケイでウニョンウニョンさせるくらいしか使わないはずです
271:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 22:27:15.53 ID:15/Fnr95
ちなみにレゾナンスとはカットした帯域の一番大きな値を(cutoffツマミで指定した部分)増幅する機能のようです
これにより、更に原産と言う苦肉の策が悩ましい感じになります
じゃあ次はLFO
272:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 22:35:35.06 ID:15/Fnr95
これは要するに遅いオシレータなんですが・・・
まあ部品が同じなだけでやってる事は全く違うんですね
オシレータは空気を高速振動させる事で音を発生させますので、それは速いスピードで動くんだけど
LFOはロー フリーケンシー オシレータ
1秒に2回くらいでもまだ早いって怒られる事がしばしば
この機械は例えばギターのチョーキングビブラート(弦を引っ張って断続的にキーを変える)だったりとか、管楽のビブラートですね、
んー、音の大きさを若干上げたり下げたりしてインパクトを与えるような、そういう事に使う、
元々フィルターにも使えたりするので、シンセにテンポシンクで使うとブヒャブヒャ言ってかっこよかったりしますね、はい
・・・こんなもんじゃないかな?
273:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 22:43:09.29 ID:7eL35pBR
このスレに期待していた人は、どういう点が分からなくて、何を知りたかったのだろう?
バーチャルアコースティックや各種モデリング音源を設計するなんていうのは、非常に高度なことだけど、それに比べたらエンドユーザーがシンセで出来る事って、メーカーが用意してくれたパラメータをいじるだけであり、ずっと簡単なことなんだけどね。
276:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 23:50:44.02 ID:vkRGOirF
音作りうんぬんの手前の話しを求めてるじゃないの
シンセの構成とか各構造の仕組みとか
290:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/13(木) 03:12:31.21 ID:BfM0mMiq
加算合成と物理音源の話は?
291:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/13(木) 03:32:46.97 ID:359liRqH
ちょっと難しいなそれ
加算合成 http://www26.atwiki.jp/soundmake/pages/166.html
これをさっきのlfoの話と合わせると解りやすいような気はする
物理音源は・・・ソフトシンセの走りというか、複雑な近代シンセサイザーという流れだよね
つーかそっからどんどん退化していって今はアナログ・シンセばっかりになってるな
要するに笛の吹き口とかトランペットのシリンダーとかギターの箱鳴りみたいなのは
それぞれ独特な癖があって、まあそこを通った時のフォルマントと呼ばれる処理を通って正確な楽器や見た事も無い存在し得ない楽器を彫刻刀一本持つ事無く再現する、と
知らんけど
音聞くのも今日が初めてだわ
306:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/14(金) 02:50:01.37 ID:8ULmCEcQ
あー、このスレまじめに読んだ人、だいたいアナログシンセについては書いた筈だが、
実際に使う時に単音でギターっぽくなって「やったー」みたいなのではやっぱり駄目
いまどきシンセはライブであり、リアルタイム各機能を演奏中に動かしたりDAWのオートメーションを使ってフィルターやLFOを操り、新たな表現を模索する訳です
ちなみにハードシンセを使う場合、MIDIと言う知識が必要になります
主にコントロールチェンジという物で番号を指定して、DAWでプログラムするといい感じになる
309:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/14(金) 07:17:36.91 ID:ahV5GCEV
DAW上でフレーズをトラックに作ったら
フィルタとかモジュレーションとかの挙動を折れ線グラフや棒グラフで書き込んで、DAWの時間軸に合わせて変化を付けていく手法
エンベロープを描く とも言う
323:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 18:13:33.43 ID:5Yw/3o0t
あんまり書く事も無いのだが・・・
今日はピッチについて
シンセサイザーの横にピッチベンドホイール、モジュレーションホイールというものがついてる
モジュレーションホイールとはLFOのスピードやデプスをアサインして指一本で好きなように音に変化を与えたりしますが、まあこっちの話ではなく、ピッチベンドホイールの方
これは音の高さ(ピッチ)をかなり細かい単位で断続的に上げたり下げたりする物です
ギターのチョーキング、スライド、音楽のこぎり、胡弓、トロンボーン等、このような表現は生楽器には欠かせない物
このような原始的な道具には絶対負けない、そのような意気込みに満ちています
これがピッチベンドホイール
324:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 18:25:15.29 ID:5Yw/3o0t
で、オシレーターのピッチ
オシレーターでピッチを変える要素は主に3つ
ファイン、トランスポーズ、オクターブ
で、まずオクターブ
これは12音単位で音を変えます
あの歌手は8オクターブ出るとかのあれですね
ちなみにその歌手の8オクターブ分の歌声を聞いたことがないのでいつも疑問に思う、はい
これは・・・主に主旋律にベース成分を足して重厚感を出したりします
大正琴の話なんか別にいいですね、12弦ギターとか
で、トランスポーズ
オクターブとファインのついでのような機能ですが、
とにかく1音単位(黒鍵白鍵の隣合う単位)で音を調整できる
主に下から7、上から5音の位置のフィフスと言う音が使われるはず
長調短調問わず、非常に美しい旋律を奏でる事が出来ます
325:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 18:35:57.10 ID:5Yw/3o0t
ちなみに鍵盤のハードシンセだったりするとこの機能で曲ごとにピッチ合わせて全部白鍵で弾けちゃったりします
素人さんには大チャンス
で、ファイン
これはギターのチューニングのような単位で音をずらします
あんまり聞いた事ないけど、わざとずらしたチューニングの楽器とアンサンブルしたりとか出来ますね
ちなみにお勧めなのがデチューンと言うテクニック
オシレーター1と2を同じ波形、ピッチにして少しだけ(多分上に)オシレーター2のピッチをずらす
するとどう言う訳か音がウニョンウニョン不思議な変化をします
これによってストリングスの倍音成分を表現したり・・・するのか?
326:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 18:55:48.91 ID:5Yw/3o0t
ちなみにこれらの機能はFM変調において特に重要な意味を持つ
FM変調の際にこれらの機能を有意義に使うと更に素晴らしい表現に近付くハズ
で、次はポルタメント http://www.dailymotion.com/video/x2eegf_yy-ua_music
この動画の20秒前後にシンセのソロが入りますが、注目
これはサイン波という原波形に若干の加算加工(よく解からんが)、
そしてポルタメントという機能が使われています
だからサイン波にポルタメントを掛けるとなんかかっこいい音になる、はい
えー、オシレーターのピッチは電圧で変わるが、とにかく電圧が変わるのが遅くなる
するとゆっくりとピッチが変わるようになる
そしてこの機能をシミュレートしたりしてるわけです
ちなみにこの変化の速さも調節できるので、
高機能なシンセだと30秒でやっと半音変わったりするのでしょうか?
だからどーそーどどーが
どーれしゃーぷみふぁふぁしゃーぷそー
そしゃーぷららしゃーぷしどどーみたいになる、なるね、うん
今流行のアニソンではよくサイン波にポルタメントかけた奴が多いので、注意して聞いてみよう
327:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 20:06:23.28 ID:IbmWPEGm
ま、初心者向けとしては良しとしよう。
オシレーターのオクターヴの説明のときには、オクターヴ上がると波長が半分になり周波数が倍になる、ってのを教えるべき。
328:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 23:25:15.35 ID:Fx/oNtEd
やれば出来るやんけ先生
見直したで
明日も頼むで
329:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 19:19:56.74 ID:u1BOa/8V
はい、では今日はナイトライダーを作って見た
作ってみたら異常に大変でした、が、勉強になりました
今日はそのパラを見ていきましょう
下がり過ぎなのでこのスレageたいけど、今日はタイミングが悪いようです
まず、オシレーター1と2はノコギリ波
そして2のファインを34程ずらす
で、今回フェイズシフトという機能を使っています
波形の位相を逆に近づけると言う物ですが、これを180度にしてしまうと波形同士が打ち消しあい、音が消えてしまうという物
エヴァンゲリオンがATフィールドを消した時に使ったものですが、解る人いるでしょーか
要するにまるっきり逆の波形を描いてしまうので、空気が振動しなくなってしまうのです
これを61,2度と言う角度(?)でかけています
これらの要素により、スカスカした感じになる http://up.cool-sound.net/src/cool33947.mp3.html
330:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 19:21:16.09 ID:u1BOa/8V
おお、これデリートキーかと思ったらダウンロードキーだ
パスは1234です
332:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 19:56:44.77 ID:u1BOa/8V
後はキートラックというツマミ
これはピッチが変わるとある帯域に対してフィルターがかかり過ぎたり逆にかかり足りなかったりという現象をフォローするため、
ピッチ(鍵盤)に対してフィルターの掛かり具合を調整するものだそうです
これを前後すると更に良い感じになると思う
333:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 21:07:21.28 ID:LAKn70ER
シンセは経験だ。
頑張れや。
334:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 22:50:59.32 ID:3zUqvrL4
シンセの使い方なんて、車の運転みたいなもん。
自然に上達する
335:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/20(木) 00:58:39.39 ID:lzzqhEw5
よくわからなくてもとりあえずパラメータを弄くってボイス作っていたらの場合な
わからないからといって毎日プリセットばかりだと全然上達はしないな
339:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/20(木) 18:51:44.25 ID:Fn7etBrf
はい、という訳で今日はこの板全ディスのねーちゃん登場です
ギター一本で全部のパート真似ちゃいます
ヒューマンビートボックスとかはヨイショする人なのでちょっと毛色が違いますね
340:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/20(木) 19:06:00.12 ID:Fn7etBrf
まあ何の話かっつーと、ノイズの話です
生楽器の演奏には沢山の音楽的ノイズが使われているわけですね
この人が最初に録音しているのはほとんどミスタッチと呼ばれるような音で、
XGやGS全盛期にはこれらの音を再現するのは当たり前みたいな認識すらあった
オシレーターをノイズにしてみたら「ザー」とか鳴って
いくらいじくってもそれっぽい音にならなかった人、いるのではないでしょうか
しかし初期のXG音源とかGS音源は全部シンセサイザーから作っていたので、
これらのノイズを相当上手に使っていた事は想像に容易いわけです
今日はこれでなんか作ろうと思ったわけですが・・・難しいなこれ
396:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/28(金) 00:34:24.17 ID:d6mru1cy
元々インダストリアルなんていう音楽もあるわけです
サンプルとして釘やノコギリの音とか金属のぶつかる音なんかをサンプルとして録音して、それをエフェクトやシンセのフィルター、エンベロープなどで汚しまくる、と言う音楽
それをまとめるのにアシッドなシンセが丁度いいと言うか・・・
これなんかいい例ですね、きっと
まあ、CDの売れていた黎明期には音楽は元気だった
で、CDの売れなくなった成熟期に音楽は元気が無い、と感じるのは私だけでしょうか
397:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/28(金) 00:35:03.37 ID:d6mru1cy
398:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/28(金) 00:59:24.76 ID:d6mru1cy
ついでに言うと、今流行のダブステップなんかも
こう言ったインダストリアルの亜流なわけです、ね
だから型にはまったもんでは決して無いし、やっぱり聞いててピンと来ない
400:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/28(金) 18:46:17.53 ID:d6mru1cy
・・・まあ、このように荒れておりますが、
比較的金銭的な余裕が無いシンセ初心者の為、ぐらいのスタンスでレスを続けております
今日はMDAボコーダーと言う少々扱いの面倒くさいプラグインについて話をしよう
これはvocoder inputなるエフェクトのエフェクトラックから出る単音のシンセの音を変換するように見えますが、実はどのようなインストにも使えるのです
使い方はサイドチェインコンプレッサーなるものと同じだったりするので、
レス読んで分かんない人はググッて見てください
ああ、サイドチェインコンプはセンドを使うので、ちょっと違うかも
まず、バストラックなる物を一個作る
で、マイクインプットトラックとシンセのトラックを用意
各トラックのインプットを先ほど作ったバスに設定しましょう
そして各インプットのパンを右、左に目一杯逆方向に振る
で、マイクに叫びながらキーボードを叩くとボコーダーの音になる
左右が逆だとボーカルにシンセのフォルマントが乗っかってしまうので、
そこんとこは注意が必要だ
各つまみについては面倒くさいので自分で調べよう
音が小さめなので少し大きくした方がいい
若干重かったような、そうでも無いような・・・
401:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/29(土) 00:08:29.43 ID:Jfd002tv
>>1なのかな?
かなり具体的な内容で初心者の自分にはありがたい
というか、こういう基本てどこで勉強するの
403:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/29(土) 13:37:37.66 ID:5yo5Aseq
ボコーダーの説明。
確かにサイドチェインコンプと似てる
・キャリアを帯域ごとに分割
・モジュレータを帯域ごとに分割
・ある帯域のキャリアの音量を、同じ帯域のモジュレータの音量にして出力
スペクトルの細かい部分はキャリアから、スペクトルの包絡はモジュレータから取ってくるエフェクト帯域がひとつだけで音量の対応を負にするとサイドチェインコンプと似た動作になる
キャリアをパッド、モジュレータをドラムとかにすればゲートの進化版みたいに使える
405:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/30(日) 16:13:59.30 ID:QGhM8eCV
ボコーダってエンベロープフォロワの集合でしょ。
サイドチェインも恐らくはエンベロープフォロワの応用だと思うけど。
406:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/30(日) 16:17:15.65 ID:nYxL4MjT
エンベロープフォロワーはそうだけど
重要なのはバンドパスフィルターでしょ
407:名無しサンプリング@48kHz:2012/10/01(月) 11:27:22.41 ID:olfa8SGq
サイドチェインがエンベロープフォロワーの応用?w
だいたいサイドチェインって効果の名前じゃないからなw
409:名無しサンプリング@48kHz:2012/10/01(月) 11:53:12.39 ID:frltQMiT
サイドチェインってのは隣や他のトラックと同期して何かの効果を得る方法だよ
コンプで言うならエンベロープフォロアが捕捉するエンベロープを入力ソースから検知するか(通常動作)外部からの別入力で作動させるか(サイドチェイン)って事
そもそもはモジュラーシンセでは標準で出来るパッチワークの一つで一般的に知られてるのは鍵盤に合わせてシンセは音階を奏でられるがその鍵盤をギターに変えるとギターシンセになる
ここでもエンベロープフォロアが登場するがそれは別の話
モジュラーシンセ自体がサイドチェインの集大成
ミキシングに使う手法はそれらの流用
414:名無しサンプリング@48kHz:2012/10/01(月) 14:00:02.51 ID:bu6KqJ28
サルな俺にもわかりやすく
絵で説明してくれよ
418:名無しサンプリング@48kHz:2012/10/01(月) 16:32:02.80 ID:L1GkVCJP
要するにバンドパスフィルターってのがローパスでもハイパスでも無しにある一定の周波数帯を通す
そしてカットオフで周波数帯の高低を調整
で、これがいっぱい並んでるのがグラフィックイコライザー
グラフィックイコライザーの様にシンセ用のバンドパスフィルターを並べて声の質感を再現する為にマイクの音を細かく拾ってエンベロープフォロアなる物で各帯域を声に似た状態にするらしい
419:名無しサンプリング@48kHz:2012/10/01(月) 16:34:12.64 ID:L1GkVCJP
http://flawtips.ami.amigasa.jp/blog/050812.html
このページが解りやすいと思った
>>1が出てきてくれればいいのだが別に>>1じゃなくても知識ある人が説明してくれればいいんじゃないスレの方向としては
俺は倍音とかよくわからんし、シンセの波形から作るのがなんで応用になるのかもよくわからん
ただ>>1の説明とかまとめられててわかりやすかったんだが足りないのは補足するとかの方向じゃだめなの
俺とか初心者だし、基本がズレてるならそれめっちゃ聞きたいんだが
215:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 13:22:39.92 ID:ya4yaiZN
>>210
---倍音の説明---
●まず「音色」について、
実は「音色」という言葉は曖昧で、単波形そのものの音色を指す場合もあれば、
波形の時間的変化を含めて音色とも言うし、さらには演奏の強弱や奏法やもっと言えば音域による音色の変化や楽器の挙動までを含めて「楽器としての音色」のことを指すこともある。
●倍音とは
音色を「波形」と考えた場合、その波形に含まれる複数の周波数成分のことを倍音という。
実は「波形」というのはどんな「波形」でもサイン波(正弦波)の組合せで表現できて、「基音」以外の周波数成分が倍音ということになる。
倍音構成≒波形と考えて良い。
しかし基音が明確でない音色もあるし、ホワイトノイズ波形とかだと倍音構成は果てしなく膨大・カオス状態になるし、現実問題としては、どんな音でも倍音加算で表せるわけではない。
>シンセの波形から作るのがなんで応用になるのかもよくわからん
ゼロの状態から音作りするというのは、現代のシンセサイザー一般では手間ばかりかかって現実的ではない。
しかも手間がかかる割には作れる音色の範囲はけっこう狭い。
メーカーが用意した音源素材をありがたく利用するのが吉。
古典的な方法・考え方というのも残っているし、それはそれでアリだが、楽音生成の普遍的な方法ではない。
>俺とか初心者だし、基本がズレてるならそれめっちゃ聞きたいんだが
自分のシンセのプリセット音色をエディットしてパラメータの働きをひとつひとつ理解していくのが現実的じゃないかな。
>>210
---倍音の説明---
●まず「音色」について、
実は「音色」という言葉は曖昧で、単波形そのものの音色を指す場合もあれば、
波形の時間的変化を含めて音色とも言うし、さらには演奏の強弱や奏法やもっと言えば音域による音色の変化や楽器の挙動までを含めて「楽器としての音色」のことを指すこともある。
●倍音とは
音色を「波形」と考えた場合、その波形に含まれる複数の周波数成分のことを倍音という。
実は「波形」というのはどんな「波形」でもサイン波(正弦波)の組合せで表現できて、「基音」以外の周波数成分が倍音ということになる。
倍音構成≒波形と考えて良い。
しかし基音が明確でない音色もあるし、ホワイトノイズ波形とかだと倍音構成は果てしなく膨大・カオス状態になるし、現実問題としては、どんな音でも倍音加算で表せるわけではない。
>シンセの波形から作るのがなんで応用になるのかもよくわからん
ゼロの状態から音作りするというのは、現代のシンセサイザー一般では手間ばかりかかって現実的ではない。
しかも手間がかかる割には作れる音色の範囲はけっこう狭い。
メーカーが用意した音源素材をありがたく利用するのが吉。
古典的な方法・考え方というのも残っているし、それはそれでアリだが、楽音生成の普遍的な方法ではない。
>俺とか初心者だし、基本がズレてるならそれめっちゃ聞きたいんだが
自分のシンセのプリセット音色をエディットしてパラメータの働きをひとつひとつ理解していくのが現実的じゃないかな。
217:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 14:18:40.00 ID:+35ncJfA
>>215
基音ってのはつまり、サイン波とかノコギリ波とかのあらゆる音のこと?
で、その波形に別に倍音としての波形も含まれてるって理解でいい?
それとも、基音ってのはサイン波のみをさしていて、どんな音にもこのサイン波が含まれてるってこと?
あと、応用についての部分はなんとなく理解できたんだが、アナログ波形?では音作りの限界があるから、つまり、そのアナログ波形の音作りだけがシンセサイザーじゃないよって理解でいいの?
220:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 16:50:52.22 ID:yxVE38Vk
>>217
●波形の成り立ち
波(波形)というのは、数学的にはどんな波形でもサイン波(正弦波)の合成で表すことが出来ます。
矩形波もノコギリ波も様々な周波数のサイン波の合成で示すことができます。
サイン波そのものは倍音のない波形ということです。
●基音とは
たとえば周波数440HzのノートナンバーA4の「ラ」の自然楽器音を考えます。
時間的変化や、強弱や奏法や音域による波形・音色変化・のことは抜きにして、ともかくある具体的な「波形」が出てくるわけで、その波形を周波数成分ごとのサイン波が合成されたものと考えることができます。
これらの成分の内、人間にその音の高さとして聴こえる440Hzの「ラ」の高さの音のことを「基音」と呼びます。
それ以外の周波数成分のことを「倍音」と呼びます。
単純な波形なら倍音の周波数は基音の整数次倍の値を取るし、自然楽器音のように複雑な波形だと非整数次倍の様々な周波数が含まれています。
---
音階を奏でることが出来る自然音・自然楽器音は基音が明確です。
そうじゃないと音階に聞こえないからね。
もちろんピッチ感の曖昧な音というのも存在、もしくは合成出来ます。
その場合はどの周波数が基音かはっきりしないものがあります。
●楽器音とは
いわゆるアナログシンセの音色、その生成フローというのはもう30年以上も前に確立した一つの形であり、現在も多くのシンセにその名残りがあります。
しかし、楽器の音の世界はもっと遙かに広くて、そんな単純な方法ですべての音色を表現できるわけではないのです。
音色の豊富さ、表現力を求めた結果、アナログシンセの考え方だけではなく、様々な音源方式が生まれて現在に至るわけです。
232:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 19:33:39.29 ID:+35ncJfA
ごめん
俺頭悪いから説明するなら一からで頼む
アーキテクチャって何?
あと、正弦波に倍音が無いってのはわかったんだけど、A4のラの音以外は倍音で、サイン波以外にはその倍音が含まれるってことは、
例えば、ノコギリ波でラの音出したら、周波数でみれば、ラ以外のつまり、440Hzじゃない音も含まれるって理解でいい?
じゃあさ、スレタイに戻りたいんだけど、この倍音ってシンセサイザーの基礎とどう繋がるの?
233:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 19:52:45.50 ID:U+u10YYR
>>232
アーキテクチャ=構築法
色んな意味が有るけど、対象によって建築法とかも言う
ある術式とかの素になる理論的な骨格や土台の事
シンセサイザで言えば
オシレータモジュール
フィルターモジュール
アンプモジュール
エンベロープモジュール
これらを基本土台ののモジュールと考えて組み合わせて色々な音を作る
シンセの場合、この基本的なモジュールを単体機械同士で接続して
一体のシンセとして動かす基準を考えた人がMoog博士って人なのよ
つづく
>>232
アーキテクチャ=構築法
色んな意味が有るけど、対象によって建築法とかも言う
ある術式とかの素になる理論的な骨格や土台の事
シンセサイザで言えば
オシレータモジュール
フィルターモジュール
アンプモジュール
エンベロープモジュール
これらを基本土台ののモジュールと考えて組み合わせて色々な音を作る
シンセの場合、この基本的なモジュールを単体機械同士で接続して
一体のシンセとして動かす基準を考えた人がMoog博士って人なのよ
つづく
234:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 19:58:01.56 ID:IyjKVsJD
>>232
念のため書くけど、440Hz A4の「ラ」と言ったのは一例としてだよ。。
倍音についてはWkikipediaの説明がまあまとまってる。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8D%E9%9F%B3
あなたにぴったり合う説明かは分からんけど。
アーキテクチャについてもWikiに投げさせてもらう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3
ただ、シンセサイザーにおいてはアーキテクチャという言葉はあまり使わないし、普遍的・厳密なものじゃない。
>>232
念のため書くけど、440Hz A4の「ラ」と言ったのは一例としてだよ。。
倍音についてはWkikipediaの説明がまあまとまってる。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8D%E9%9F%B3
あなたにぴったり合う説明かは分からんけど。
アーキテクチャについてもWikiに投げさせてもらう。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3
ただ、シンセサイザーにおいてはアーキテクチャという言葉はあまり使わないし、普遍的・厳密なものじゃない。
242:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 20:49:52.36 ID:jV54do7v
とにかくついてるツマミをまわせばいい
256:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 10:56:03.65 ID:a6DGPsFd
普通さ、シンセ買えばパラメータガイドみたいなマニュアルが付属してないか?
それ読んでもわからないことをピンポイントで質問すればいい
247:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/11(火) 22:37:07.90 ID:ry6DA155
先生どこいったんや
先生
268:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 22:16:04.28 ID:15/Fnr95
よし、暇だからフィルターエンベロープとLFOについて書いて見よう
まずフィルター
元々これはそんなに使い勝手のいい装置ではない
減算加工と呼ばれる部分
音には元々波形の特質というものがあり、これに何とか近づけようという意思の元
この装置があるのだが、・・・
まあ波形の高音だか低音だか真ん中だかをバッサリ切る
・・・これで若干似るのが管弦楽器
今もって採用されてるけど、携帯などの音源にFM音源(加算方式)等、元々の原波形をいじる方式が使われているのを見ると、やはりアナログシンセは他の楽器にならないことが解る
270:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 22:22:27.86 ID:15/Fnr95
で、主に管楽器(トランペット、サックスなど)は息を吹き込むことでゆっくりと聞こえる帯域が広くなっていく(らしい)
ノコギリ波にエンベロープでフィルターに時間差を与えると・・・
あ~ら不思議、トランペットの音になりましたー!
実際これで似るのってラッパぐらいです
基本このフィルターエンベロープはシンセベースのディケイでウニョンウニョンさせるくらいしか使わないはずです
271:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 22:27:15.53 ID:15/Fnr95
ちなみにレゾナンスとはカットした帯域の一番大きな値を(cutoffツマミで指定した部分)増幅する機能のようです
これにより、更に原産と言う苦肉の策が悩ましい感じになります
じゃあ次はLFO
272:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 22:35:35.06 ID:15/Fnr95
これは要するに遅いオシレータなんですが・・・
まあ部品が同じなだけでやってる事は全く違うんですね
オシレータは空気を高速振動させる事で音を発生させますので、それは速いスピードで動くんだけど
LFOはロー フリーケンシー オシレータ
1秒に2回くらいでもまだ早いって怒られる事がしばしば
この機械は例えばギターのチョーキングビブラート(弦を引っ張って断続的にキーを変える)だったりとか、管楽のビブラートですね、
んー、音の大きさを若干上げたり下げたりしてインパクトを与えるような、そういう事に使う、
元々フィルターにも使えたりするので、シンセにテンポシンクで使うとブヒャブヒャ言ってかっこよかったりしますね、はい
・・・こんなもんじゃないかな?
273:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 22:43:09.29 ID:7eL35pBR
このスレに期待していた人は、どういう点が分からなくて、何を知りたかったのだろう?
バーチャルアコースティックや各種モデリング音源を設計するなんていうのは、非常に高度なことだけど、それに比べたらエンドユーザーがシンセで出来る事って、メーカーが用意してくれたパラメータをいじるだけであり、ずっと簡単なことなんだけどね。
276:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/12(水) 23:50:44.02 ID:vkRGOirF
音作りうんぬんの手前の話しを求めてるじゃないの
シンセの構成とか各構造の仕組みとか
300:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/13(木) 16:03:32.65 ID:6EZEhmqG
>>276
シンセ買えば普通は音源システムの概念の説明や、信号・制御フローのダイヤグラムがマニュアルに載ってないか?
>>276
シンセ買えば普通は音源システムの概念の説明や、信号・制御フローのダイヤグラムがマニュアルに載ってないか?
290:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/13(木) 03:12:31.21 ID:BfM0mMiq
加算合成と物理音源の話は?
291:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/13(木) 03:32:46.97 ID:359liRqH
ちょっと難しいなそれ
加算合成 http://www26.atwiki.jp/soundmake/pages/166.html
これをさっきのlfoの話と合わせると解りやすいような気はする
物理音源は・・・ソフトシンセの走りというか、複雑な近代シンセサイザーという流れだよね
つーかそっからどんどん退化していって今はアナログ・シンセばっかりになってるな
要するに笛の吹き口とかトランペットのシリンダーとかギターの箱鳴りみたいなのは
それぞれ独特な癖があって、まあそこを通った時のフォルマントと呼ばれる処理を通って正確な楽器や見た事も無い存在し得ない楽器を彫刻刀一本持つ事無く再現する、と
知らんけど
音聞くのも今日が初めてだわ
306:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/14(金) 02:50:01.37 ID:8ULmCEcQ
あー、このスレまじめに読んだ人、だいたいアナログシンセについては書いた筈だが、
実際に使う時に単音でギターっぽくなって「やったー」みたいなのではやっぱり駄目
いまどきシンセはライブであり、リアルタイム各機能を演奏中に動かしたりDAWのオートメーションを使ってフィルターやLFOを操り、新たな表現を模索する訳です
ちなみにハードシンセを使う場合、MIDIと言う知識が必要になります
主にコントロールチェンジという物で番号を指定して、DAWでプログラムするといい感じになる
308:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/14(金) 06:30:21.69 ID:aRk4xhp3
>>306
オートメーションの意味がわからない
教えて
>>306
オートメーションの意味がわからない
教えて
309:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/14(金) 07:17:36.91 ID:ahV5GCEV
DAW上でフレーズをトラックに作ったら
フィルタとかモジュレーションとかの挙動を折れ線グラフや棒グラフで書き込んで、DAWの時間軸に合わせて変化を付けていく手法
エンベロープを描く とも言う
323:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 18:13:33.43 ID:5Yw/3o0t
あんまり書く事も無いのだが・・・
今日はピッチについて
シンセサイザーの横にピッチベンドホイール、モジュレーションホイールというものがついてる
モジュレーションホイールとはLFOのスピードやデプスをアサインして指一本で好きなように音に変化を与えたりしますが、まあこっちの話ではなく、ピッチベンドホイールの方
これは音の高さ(ピッチ)をかなり細かい単位で断続的に上げたり下げたりする物です
ギターのチョーキング、スライド、音楽のこぎり、胡弓、トロンボーン等、このような表現は生楽器には欠かせない物
このような原始的な道具には絶対負けない、そのような意気込みに満ちています
これがピッチベンドホイール
324:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 18:25:15.29 ID:5Yw/3o0t
で、オシレーターのピッチ
オシレーターでピッチを変える要素は主に3つ
ファイン、トランスポーズ、オクターブ
で、まずオクターブ
これは12音単位で音を変えます
あの歌手は8オクターブ出るとかのあれですね
ちなみにその歌手の8オクターブ分の歌声を聞いたことがないのでいつも疑問に思う、はい
これは・・・主に主旋律にベース成分を足して重厚感を出したりします
大正琴の話なんか別にいいですね、12弦ギターとか
で、トランスポーズ
オクターブとファインのついでのような機能ですが、
とにかく1音単位(黒鍵白鍵の隣合う単位)で音を調整できる
主に下から7、上から5音の位置のフィフスと言う音が使われるはず
長調短調問わず、非常に美しい旋律を奏でる事が出来ます
325:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 18:35:57.10 ID:5Yw/3o0t
ちなみに鍵盤のハードシンセだったりするとこの機能で曲ごとにピッチ合わせて全部白鍵で弾けちゃったりします
素人さんには大チャンス
で、ファイン
これはギターのチューニングのような単位で音をずらします
あんまり聞いた事ないけど、わざとずらしたチューニングの楽器とアンサンブルしたりとか出来ますね
ちなみにお勧めなのがデチューンと言うテクニック
オシレーター1と2を同じ波形、ピッチにして少しだけ(多分上に)オシレーター2のピッチをずらす
するとどう言う訳か音がウニョンウニョン不思議な変化をします
これによってストリングスの倍音成分を表現したり・・・するのか?
326:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 18:55:48.91 ID:5Yw/3o0t
ちなみにこれらの機能はFM変調において特に重要な意味を持つ
FM変調の際にこれらの機能を有意義に使うと更に素晴らしい表現に近付くハズ
で、次はポルタメント http://www.dailymotion.com/video/x2eegf_yy-ua_music
この動画の20秒前後にシンセのソロが入りますが、注目
これはサイン波という原波形に若干の加算加工(よく解からんが)、
そしてポルタメントという機能が使われています
だからサイン波にポルタメントを掛けるとなんかかっこいい音になる、はい
えー、オシレーターのピッチは電圧で変わるが、とにかく電圧が変わるのが遅くなる
するとゆっくりとピッチが変わるようになる
そしてこの機能をシミュレートしたりしてるわけです
ちなみにこの変化の速さも調節できるので、
高機能なシンセだと30秒でやっと半音変わったりするのでしょうか?
だからどーそーどどーが
どーれしゃーぷみふぁふぁしゃーぷそー
そしゃーぷららしゃーぷしどどーみたいになる、なるね、うん
今流行のアニソンではよくサイン波にポルタメントかけた奴が多いので、注意して聞いてみよう
327:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 20:06:23.28 ID:IbmWPEGm
ま、初心者向けとしては良しとしよう。
オシレーターのオクターヴの説明のときには、オクターヴ上がると波長が半分になり周波数が倍になる、ってのを教えるべき。
328:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/18(火) 23:25:15.35 ID:Fx/oNtEd
やれば出来るやんけ先生
見直したで
明日も頼むで
329:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 19:19:56.74 ID:u1BOa/8V
はい、では今日はナイトライダーを作って見た
作ってみたら異常に大変でした、が、勉強になりました
今日はそのパラを見ていきましょう
下がり過ぎなのでこのスレageたいけど、今日はタイミングが悪いようです
まず、オシレーター1と2はノコギリ波
そして2のファインを34程ずらす
で、今回フェイズシフトという機能を使っています
波形の位相を逆に近づけると言う物ですが、これを180度にしてしまうと波形同士が打ち消しあい、音が消えてしまうという物
エヴァンゲリオンがATフィールドを消した時に使ったものですが、解る人いるでしょーか
要するにまるっきり逆の波形を描いてしまうので、空気が振動しなくなってしまうのです
これを61,2度と言う角度(?)でかけています
これらの要素により、スカスカした感じになる http://up.cool-sound.net/src/cool33947.mp3.html
331:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 19:27:52.06 ID:u1BOa/8V
で、アンプのディケイが56,4ms
ハイパスフィルターを大体ツマミのてっぺん位で調節
レゾナンスはてっぺんより少し控え目ぐらい
で、フィルターのディケイが18ms
このフィルターのEGのデプスを少しずつ増やして、控えめに調整
で、だいたい>>329の音になりますが・・・いかがでしょうか
で、アンプのディケイが56,4ms
ハイパスフィルターを大体ツマミのてっぺん位で調節
レゾナンスはてっぺんより少し控え目ぐらい
で、フィルターのディケイが18ms
このフィルターのEGのデプスを少しずつ増やして、控えめに調整
で、だいたい>>329の音になりますが・・・いかがでしょうか
330:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 19:21:16.09 ID:u1BOa/8V
おお、これデリートキーかと思ったらダウンロードキーだ
パスは1234です
332:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 19:56:44.77 ID:u1BOa/8V
後はキートラックというツマミ
これはピッチが変わるとある帯域に対してフィルターがかかり過ぎたり逆にかかり足りなかったりという現象をフォローするため、
ピッチ(鍵盤)に対してフィルターの掛かり具合を調整するものだそうです
これを前後すると更に良い感じになると思う
333:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 21:07:21.28 ID:LAKn70ER
シンセは経験だ。
頑張れや。
334:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/19(水) 22:50:59.32 ID:3zUqvrL4
シンセの使い方なんて、車の運転みたいなもん。
自然に上達する
335:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/20(木) 00:58:39.39 ID:lzzqhEw5
よくわからなくてもとりあえずパラメータを弄くってボイス作っていたらの場合な
わからないからといって毎日プリセットばかりだと全然上達はしないな
339:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/20(木) 18:51:44.25 ID:Fn7etBrf
はい、という訳で今日はこの板全ディスのねーちゃん登場です
ギター一本で全部のパート真似ちゃいます
ヒューマンビートボックスとかはヨイショする人なのでちょっと毛色が違いますね
344:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/21(金) 01:40:31.28 ID:aCw7t4d9
>>339 その人のやってる技は案外古くからあるフリッパートロニクスとかの流れ
ロバートフリップっておっさんが作ったエンドレスループテープデッキを使ってやってたんだな
今はデジタルルーパーで簡単だけどね
レスポールさんも何か似た様な事やってたと思う(合掌)
っつかカッティング>>342とかになるとシンセ関係無い様な気がするんだけど http://up.cool-sound.net/src/cool33972.mp3
>>339 その人のやってる技は案外古くからあるフリッパートロニクスとかの流れ
ロバートフリップっておっさんが作ったエンドレスループテープデッキを使ってやってたんだな
今はデジタルルーパーで簡単だけどね
レスポールさんも何か似た様な事やってたと思う(合掌)
っつかカッティング>>342とかになるとシンセ関係無い様な気がするんだけど http://up.cool-sound.net/src/cool33972.mp3
340:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/20(木) 19:06:00.12 ID:Fn7etBrf
まあ何の話かっつーと、ノイズの話です
生楽器の演奏には沢山の音楽的ノイズが使われているわけですね
この人が最初に録音しているのはほとんどミスタッチと呼ばれるような音で、
XGやGS全盛期にはこれらの音を再現するのは当たり前みたいな認識すらあった
オシレーターをノイズにしてみたら「ザー」とか鳴って
いくらいじくってもそれっぽい音にならなかった人、いるのではないでしょうか
しかし初期のXG音源とかGS音源は全部シンセサイザーから作っていたので、
これらのノイズを相当上手に使っていた事は想像に容易いわけです
今日はこれでなんか作ろうと思ったわけですが・・・難しいなこれ
396:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/28(金) 00:34:24.17 ID:d6mru1cy
元々インダストリアルなんていう音楽もあるわけです
サンプルとして釘やノコギリの音とか金属のぶつかる音なんかをサンプルとして録音して、それをエフェクトやシンセのフィルター、エンベロープなどで汚しまくる、と言う音楽
それをまとめるのにアシッドなシンセが丁度いいと言うか・・・
これなんかいい例ですね、きっと
まあ、CDの売れていた黎明期には音楽は元気だった
で、CDの売れなくなった成熟期に音楽は元気が無い、と感じるのは私だけでしょうか
397:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/28(金) 00:35:03.37 ID:d6mru1cy
398:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/28(金) 00:59:24.76 ID:d6mru1cy
ついでに言うと、今流行のダブステップなんかも
こう言ったインダストリアルの亜流なわけです、ね
だから型にはまったもんでは決して無いし、やっぱり聞いててピンと来ない
400:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/28(金) 18:46:17.53 ID:d6mru1cy
・・・まあ、このように荒れておりますが、
比較的金銭的な余裕が無いシンセ初心者の為、ぐらいのスタンスでレスを続けております
今日はMDAボコーダーと言う少々扱いの面倒くさいプラグインについて話をしよう
これはvocoder inputなるエフェクトのエフェクトラックから出る単音のシンセの音を変換するように見えますが、実はどのようなインストにも使えるのです
使い方はサイドチェインコンプレッサーなるものと同じだったりするので、
レス読んで分かんない人はググッて見てください
ああ、サイドチェインコンプはセンドを使うので、ちょっと違うかも
まず、バストラックなる物を一個作る
で、マイクインプットトラックとシンセのトラックを用意
各トラックのインプットを先ほど作ったバスに設定しましょう
そして各インプットのパンを右、左に目一杯逆方向に振る
で、マイクに叫びながらキーボードを叩くとボコーダーの音になる
左右が逆だとボーカルにシンセのフォルマントが乗っかってしまうので、
そこんとこは注意が必要だ
各つまみについては面倒くさいので自分で調べよう
音が小さめなので少し大きくした方がいい
若干重かったような、そうでも無いような・・・
401:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/29(土) 00:08:29.43 ID:Jfd002tv
>>1なのかな?
かなり具体的な内容で初心者の自分にはありがたい
というか、こういう基本てどこで勉強するの
403:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/29(土) 13:37:37.66 ID:5yo5Aseq
ボコーダーの説明。
確かにサイドチェインコンプと似てる
・キャリアを帯域ごとに分割
・モジュレータを帯域ごとに分割
・ある帯域のキャリアの音量を、同じ帯域のモジュレータの音量にして出力
スペクトルの細かい部分はキャリアから、スペクトルの包絡はモジュレータから取ってくるエフェクト帯域がひとつだけで音量の対応を負にするとサイドチェインコンプと似た動作になる
キャリアをパッド、モジュレータをドラムとかにすればゲートの進化版みたいに使える
405:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/30(日) 16:13:59.30 ID:QGhM8eCV
ボコーダってエンベロープフォロワの集合でしょ。
サイドチェインも恐らくはエンベロープフォロワの応用だと思うけど。
406:名無しサンプリング@48kHz:2012/09/30(日) 16:17:15.65 ID:nYxL4MjT
エンベロープフォロワーはそうだけど
重要なのはバンドパスフィルターでしょ
407:名無しサンプリング@48kHz:2012/10/01(月) 11:27:22.41 ID:olfa8SGq
サイドチェインがエンベロープフォロワーの応用?w
だいたいサイドチェインって効果の名前じゃないからなw
409:名無しサンプリング@48kHz:2012/10/01(月) 11:53:12.39 ID:frltQMiT
サイドチェインってのは隣や他のトラックと同期して何かの効果を得る方法だよ
コンプで言うならエンベロープフォロアが捕捉するエンベロープを入力ソースから検知するか(通常動作)外部からの別入力で作動させるか(サイドチェイン)って事
そもそもはモジュラーシンセでは標準で出来るパッチワークの一つで一般的に知られてるのは鍵盤に合わせてシンセは音階を奏でられるがその鍵盤をギターに変えるとギターシンセになる
ここでもエンベロープフォロアが登場するがそれは別の話
モジュラーシンセ自体がサイドチェインの集大成
ミキシングに使う手法はそれらの流用
414:名無しサンプリング@48kHz:2012/10/01(月) 14:00:02.51 ID:bu6KqJ28
サルな俺にもわかりやすく
絵で説明してくれよ
418:名無しサンプリング@48kHz:2012/10/01(月) 16:32:02.80 ID:L1GkVCJP
要するにバンドパスフィルターってのがローパスでもハイパスでも無しにある一定の周波数帯を通す
そしてカットオフで周波数帯の高低を調整
で、これがいっぱい並んでるのがグラフィックイコライザー
グラフィックイコライザーの様にシンセ用のバンドパスフィルターを並べて声の質感を再現する為にマイクの音を細かく拾ってエンベロープフォロアなる物で各帯域を声に似た状態にするらしい
419:名無しサンプリング@48kHz:2012/10/01(月) 16:34:12.64 ID:L1GkVCJP
http://flawtips.ami.amigasa.jp/blog/050812.html
このページが解りやすいと思った