この行程には
調教、調声、調整、調律…
さまざまな呼び方がある
そして
VOCALOID曲では
最も目立つ部分
(叩かれやすい部分)
であるが…
コレといった『正解』がない。
それゆえ個人ごとに
良く言えば多様性がある
歌わせ方
・人間に限りなく近く歌わせ方
・VOCALOIDならではの機械っぽい歌わせ方
声質
・かすれたような声
・中音域がたっぷり含まれたまろやかな声
好みによる部分が大きいので
正解があるとは言えない。
しかし
ヒット曲の中には
いくつかの共通点もある。
#ポルタメント
音と音のつなぎ目のこと。
ポルタメントを
丁寧に調整することで
つなぎ目がなめらかになり
人間の歌声に近くなる。
逆に ポルタメントを
特殊な設定にして、
『ケロらせる』
いかにもメカっぽい歌い方に
調整することができる。
#母音分割【ぼいんぶんかつ】
1つの音ごとに
1ノートずつ
打ち込んでいくことを
VOCALOIDにおいて
ベタ打ちと呼ばれている。
しかし このままでは
棒読みちゃんになってしまう…
(-_-;)
そこで母音分割の出番になる
具体的な例で言うと
すしがたべたい
を
すぅしぃがぁたぁべぇたぁい
のようにノートを分割してしまう
(╹◡╹)
*VOCALOIDEditor
VOCALOIDEditor側にも
ポルタメントの設定項目があり
そちらからでも設定ができる。
母音分割だとノート数が
多くなって複雑にはなるが
視覚的に効果を
確認しやすい。
好みに応じて使い分けると
いいかもしれません。
#Auto-Tune
分割したポルタメントに狙いをかけ
Auto-Tuneをかけるとケロらせた
歌わせ方も可能になる。
おーとちゅーん?
#ビブラート
#ブレス
息継ぎを入れる
#GENDER設定
全体的に45前後に設定し
ちょっと幼い感じにする
他にもVOCALOIDEditorでも
さまざまな処理はできるが
EQやコンプレッサー、リバーブなど
DAWでも同じような処理ができてしまう。
故にVOCALOIDEditorでしか
特色が出しにくい部分のみ
調整するのが良い
と考えている人も多い。
#しっかりイメージしておく
細いテクニックも大事だが
自分がどんな声で
どのような曲を歌わせたいか
しっかりしたイメージを
しておくことが大事です。
そして実際に
自分も歌ってみて
確かめるのも重要です。
#元ネタ動画
非常にわかりやすい解説です。
併せてどうぞ(╹◡╹)