アボイドノートと作曲

#作曲過程


「作曲」の行程には3トラックあればいいと思ってる。
1つはメロディ用、1つはコード用、最後はドラムトラック。
ベースとコードを分けて4トラックにしてもいいが…

基本はリード、コード進行のトラックがあればいいと思ってくれ。
ドラムはメトロノーム代わりに一番最初に適当につくる。

次にメロディ、コードを製作します。
2番目はどちらが先でもいいですが
初心者の場合はコード進行から
製作することをオススメする
コードにリズムをつける必要はない。

白玉のベタ打ちで
音色はピアノやエレピなのでいいでしょう。

そうやって必要最低限のトラックを製作すれば
曲の本質、「完成度」がわかりやすくなる。

「作曲」行程から豪華な音を使ってやりたいところだが
それには曲の本質がわからなくなってしまう。

「豪華な音色に頼らない」作曲過程は非常に重要です。


#アボイドノート


C調の場合 CとF。
この音は使いにくい音、
つまり「アボイドノート」になりやすい。
Bも要注意人物としてマークすべし。

≫アボイドノート?

コードとぶつかる気持ちの悪い音のことです。
コードがCの時にFを鳴らしたり、
コードがGの時にCを鳴らしたり。

≫アボイドノートではないのにダメな音は?
Bは「アボイドノート」ではないが、
この音は「導音」といって
「アボイドノート」になりやすいCに行きたがる。
中途半端で「しこり」の残った感じがする
要注意な音です。

調のメロディに 
この「アボイドノート」と「導音」の音を
多様してしまうと非常にコードが
つけにくいメロディになってしまう。

そこのところに注意してメロディを書くことで
「完成度」は向上するでしょう。

使ってはいけないわけではない。
もちろん使用してもいいが
ちゃんとコードと衝突してないかを
確認するクセをつけておきましょう。


第3話
ご都合主義だが仕方ない