アレンジを最低限
他人に聴かせられる
クオリティにするには
「3つの壁」を
超える必要がある。
これらの壁を突破しないと
アレンジが破綻してしまう。
4リズム1リードなどの
最小限のアレンジにも
同様のことが言える
「横の壁」
「縦の壁」
「役割の壁」
これらが経験の浅い者が
よくぶつかってしまう
3つの壁である。
まず「横の壁」とは
メロディと
ハーモニーの関係や
作曲過程で
作ったコードの
構成音に則って
アレンジを
施しているかどうか
ということである。
#実際に打ち込んだ音が
コードの構成音になってるか?
アレンジをして行く上で
音数を重ねていくと
作曲行程で決めたはずの
コード構成音から
外れた音を
うっかり加えてしまう
なんてことがよく発生する
#アルペジオの罠
アルペジオの構成音を
適当に入れてしまい
コード構成音とは
ちょっとかけ離れた
コードを入れてしまう場合
ここで発生した
ちょっとした違和感に
すぐに気がついて修正
できればいいが…
このちょっとした違和感に
気づけないまま
どんどん音を重ねていってしまい
…最終的に不協和音だらけに
なってしまう…ということ
トラック数が少ないと
部分的な不協和音に
気づきにくくなる。
ところが 2トラックなら
まだごまかせるかもしれないが
実施のアレンジは
10トラック、20トラックに
なることがほとんどで
今のような調子で
音を重ねていくと…
4トラックでも
十分破綻してしまう。
(-_-;)
結果的に
小さな不協和音が
積み重なってアレンジが
成立しなくなってしまう。
#作曲行程とアレンジ行程を分ける理由
アレンジ行程が入ったとき
コードの構成音を見失わないよう
あらかじめコードをカチッと
決めておく必要があるから。
もし
作曲者が
アレンジをしている時
コード構成音を
意識していれば
こういった事態を防げる。
#参考動画
次回は#縦の壁です。