ミラクルミライで見かけたキーボード。
この時は実物を見ただけで満足していたのですが、後でヤマハ公式サイトからキーボードの仕様などを読んだりしていくなかで、なかなか理解しにくい部分も多々あり、これは実物を触ってみないとわからないなぁ…と思っていました。
ある日フラリと立ち寄った楽器屋さんにボーカロイドキーボードが!
これはさっそく試してみなくては…と演奏してみました。
すでに歌詞はセッティングされており、鍵盤を叩けばその言葉が鳴るようになっています。ボーカロイドの声を途中で切り替えたり、エフェクトをかけたり、ボーカロイドエディター(PC上でボーカロイドを調教するソフトウェア)で出来ることがキーボードに実装された感じです。
ただ、既存のギターやキーボードと比較すると演奏は実に難しく大変かな…と思ってしまいました。
- 事前に歌詞を入力して用意しておかなければいけない。
- 演奏中にギターのよりも複雑な奏法で多様なエフェクトをかけなくてはいけない。
さらっと触っただけで、この楽器をマスターするのはなかなか難しい…と。
ただ、ボーカロイドエディターを物理的な形にするのには最適解だったと思います。
疑似的であっても、リアルタイムに演奏はできますから。
今後の改良と進化を期待したいところです。
同時に、人の歌声を模倣し、楽器として道具にするのって本当に難しいことなんだなぁ…ということがこのボーカロイドキーボードを見て思いました。
とは言え、近い将来成し得ることが出来るのかもしれませんが。